相続税の税務調査のとき、よく見られるのが通帳です。具体的にどのような調査が行われるのでしょうか?
まずよく見られるのが名義預金です。名義が配偶者や子供だったとしても、実質的に被相続人が入金していた場合、それは相続財産として指摘されることがあります。そのために家族名義の通帳でも「どこから入金があったか」「だれが印鑑・キャッシュカードをもっていたか」など、かなりつっこんだ実態調査が行われることがあります。
また税務調査では被相続人の通帳でも収支をこまかく見られます。たとえば死亡日直前に多額の出金があった場合、相続開始日には手元現金として保有しているのではないかと推察してきます。
長期にわたって入出金を追跡する調査もあります。5~10年にわたって入出金をフォローし、多額(1千万円以上)の出金があった日をマークして、マンションの頭金や美術品の購入などの事実関係と照合していきます。
不要な疑いをさけるために、できれば資産家の方はこまめに取引の記録を残しておいたほうが後々無難です。






